趙強 |
マネージングパートナー、中国執務弁護士
1997年に華東政法学院国際法学科を卒業、国際経済法専攻法学学士を取得、高得点で国家司法資格試験に合格し、1998年に弁護士執務証(証明書番号:1310119********47)を取得しました。
2005年に、里兆法律事務所を創設するまで、上海の渉外法律業務を取り扱う大型の総合的な法律事務所に勤務し、長期に渡って業務の中核的存在の法務部責任者、情報と品質監督部門の責任者等の重要な職務を担ってきました。
長年に渡り、日本、欧米、韓国からの出資による数百に及ぶ多国籍企業、外商投資企業等に専門性の高いリーガルサービスを提供し、取り扱ったことのある業界は家庭用電器、電子部品、医薬、通信機材、金融サービス、商業貿易、倉庫物流、半導体設備、製紙等の多岐に渡り、取扱業務内容は、投資、M&A、資産再編、会社法、商取引、不動産、建設工事請負、技術ライセンス、製造物責任、国際商業貸付、独占禁止、不正競争防止、普通清算、破産、保証、労働法等の多くの分野をカバーしています。
趙強弁護士の業務は熟練し、論理が細やかで、豊富な執務経験とスキルがあります。これまでに取り扱った代表的な法律業務として、長年に渡って、外国の会社を代理して、中国上海、江蘇、浙江等の地域に直接投資又はM&Aにより中型、大型の外商投資企業を数十社設立しました。複数の多国籍企業の中国国内の投資事業の再編/合併/買収、運営体系や販売体系の建て直し等の複雑な取引及びプロジェクトに専門性の高い法律業務を提供しました。7つの外資金融機関による太平洋リース有限公司(PLC)の破産申立手続きの全過程を代理し適切に処理しました。長期に渡って、某多国籍企業が中国に設立した総投資額約20億米ドルを超える塗工紙の一貫生産企業のプロジェクトの全分野において専門性の高いリーガルサービスを提供してきました。日本の某著名電器企業と、日本の某著名自動車企業による中国国内での重要な製造物責任関連紛争について専門性の高いリーガルサービスを提供してきました。世界トップ500社入りしている企業をサポートして労働人事管理体制を整備し、又複雑な労働紛争を長期に渡って適切に処理しました。数社の大型企業グループ等をサポートして工商、税関、公安、証券監督管理委員会等の政府部門に適切に対応するための各種調査を行いました。窮境に陥った銀行、企業等をサポートして高額な債権回収を成功した実績も多数 ありました。関係機構をサポートしてDD調査、弁護士リーガル意見の発行、M&Aを適切に実施する等多様な中国資本市場における法律業務、その他、多数の法律業務を取り扱ってきました。
趙強弁護士はこれまでに完成度の高い法律事務所向けの電子プログラム化した運営システム、業務の運営フロー、ISO9001品質管理システム等を率先して構築しました。中国国内外のメディアに数多くの外商投資等の多岐分野についての専門性の高い論文を発表し、外商投資企業に焦点を当てた各種のセミナーを数多く主催し、高い評価を受けました。政府関連の機関等からの要請を受けて、趙強弁護士は、数回に渡り、中国知財保護、行政手続、貿易ガイダンス方面の綿密な調査及びレポート作成を行い、「中国の日系企業向けの法律ガイドブック」を作成し、多くの外商投資企業から好評を得ています。
これまでに数多くの栄誉を受け、例えば、1999年には、上海第一回弁護士弁論大会で優秀雄弁家賞を獲得、2004年には「上海浦東10名の優秀な青年弁護士」に選ばれ、2005年には、上海市弁護士協会より「上海市優秀非訴訟弁護士」(計9名)の称号を授与されました(今までの受賞者の中では最年少を記録)。趙強弁護士は、上海市第9期(2011年-2015年)、第10期(2015年-2019年)、第11期(2019年-2023年)、第12期(2023年-2027年)弁護士代表大会の代表であり、また上海市弁護士協会対外宣伝及び連絡委員会委員などを長期に渡り務めています。
執務使用言語は、中国語、英語です。