李浩軍 (LI Haojun)
マネージングパートナー、中国執務弁護士。
李浩軍弁護士は、外商投資、会社法務、買収・再編、コンプライアンス、紛争解決に係る法律業務に長年従事し、社会に影響力のある事案を数多く取り扱い、豊富な経験を蓄積してきました。クライアントには世界500強企業が多く、その分野は、エレクトロニクス、銀行、半導体、製薬、自動車、食品、化学工業、貿易、エンターテインメント等の多岐にわたります。
代表的事例:
投資/M&A:
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住友商事を代理しての中国最初の事例となる宝鋼との外商投資による自動車販売合弁会社の投資、設立案件。
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ソニーを代理しての中国における小型液晶パネル事業の買収、撤退、ソニー化学の中国における事業再編、売却業務。
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世界第二位の半導体製造設備サプライヤーである東京エレクトロン株式会社(TEL)を代理しての中国で業界初となる外資半導体設備製造企業の設立。
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三菱ケミカルホールディングスグループを代理しての中国での数多くの投資、事業再編、撤退案件。
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米国クアルコムを代理しての上海事業拠点の移転、R&Dセンターの設立、第一社目となるチップ実装検査工場の設立等。
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シャープを代理しての上海儀電との合弁プロジェクト、国内上場会社である新松ロボット会社との資産処分プロジェクト等。
紛争解決:
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日鉄住金グループを代理しての上海農凱発展グループとの一連の仲裁、訴訟、執行に係る複雑な事案。
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ソニー香港を代理してのAPEX、Hitekerとの製造物品質紛争訴訟事案。
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ソニー及びその中国子会社を代理しての四川徳先社とのリチウム電池をめぐる不正競争防止訴訟事案。
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アメリカのブルックスオートメーション社を代理してのシンガポールNK Chemicalsとの持分紛争訴訟事案。
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ドイツのティッセンクルップエレベーターを代理しての天津星際との一連の複雑な訴訟事案。
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某多国籍会社を代理しての某科学研究院との重要な知的財産権帰属をめぐる国際商事仲裁事案。
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世界的大手の六フッ化リン酸リチウム電解液メーカーを代理しての某国内の動力バッテリーメーカーとの長期販売協議書をめぐる一連の訴訟事案。
コンプライアンス分野:
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鋼鉄業界における某世界500強会社を代理し、その中国の複数の部門に係る法令違反活動を調査し、処理し、当該事案の処理を5年以上継続しました(商業賄賂、入札・応札時の談合行為、価格カルテル等を含む)。
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電子業界における某世界500強会社を代理し、係る高級管理職及び複数の業務部門の主管者による腐敗行為を調査し、処理(その後の刑事手続を含む)しました。
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化学工業業界における某世界500強会社を代理し、生産拠点の従業員による商業秘密侵害、水平的競争に係る法令違反行為を調査し処理(その後の刑事手続を含む)しました。
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オーストラリアのクラウングループを代理し、その中国営業チームの法令違反事案及び危機対処全般を担当しました。その後は第一被告人の弁護人として、弁護士チームの全体的な調整役を担いました。
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某オーストラリアの上場企業を代理し、その中国子会社の役員の全員解雇、中国国内子会社の引き継ぎ、法令に違反した役員への調査を実施し、法的訴求手続を実施しました。
華東政法大学卒業
執務使用言語は、中国語、英語です。